たまてばこ天鳥船の神にご挨拶

たまてばこ vol. 22

久し振りの「たまてばこ」です。

小惑星探査機「はやぶさ2」はいよいよ2026年7月に小惑星「トリフネ」をフライバイ探査します。「トリフネ」は日本神話の天鳥船(あめのとりふね)という神の名前または神が乗る船の名前にちなんで名付けられました。
https://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20240925_2001_CC21/

調べてみると、天鳥船を祀った神社はいくつかありました。そこで、そのうちの一つの埼玉県所沢市にある鳥船神社にお参りして、遅ればせながら名前をつけた報告するとともに、フライバイ成功の祈願をしてきました。
所沢市は日本の航空の発祥の地として知られ、日本で初飛行に成功した徳川大尉はその前日に、所澤神明社という神社に祈願のお参りをしたそうです。鳥船神社はその神社の一角にありました。 (https://www.shinmeisha.or.jp/shinmeisha/hikouki.html

境内の横の駐車場入口にも大きな鳥居がありましたが、あらためて正面から参拝しました。木製の立派な鳥居で、境内のあちこちに古そうな太い樹木がそびえていました。

写真1 正面の鳥居

石段を登ると正面に拝殿がありました。手水をとって清めた後、まずは主祭神にご挨拶しました。

写真2 拝殿

挨拶した後、拝殿の左手奥に回っていくと、いくつか小さい神社やお宮が並んでいます。

写真3 奥の神社やお宮

鳥船神社は奥の方にありました。由緒書きには御祭神は「鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)/天鳥船神(あめのとりふねのかみ)」とありました。奥には木製のプロペラが掲げられ、三方にはたくさんの折鶴と紙飛行機が下がっていました。

写真4 鳥船神社


写真5 鳥船神社の由緒書き

由緒書きを読んでいくと最後に「願を込めた「折鶴」や「紙飛行機」をお供えください」と書いてありました。箱を開けると、カラフルな紙とサインペンが置いてありました。

写真6 お供えの紙

折鶴や紙飛行機が下がっていた理由が分かりました。我々プロジェクトチームは技術集団であり、人事を尽くしてはいますが、でも運も大事なので、神頼みしてきました。

写真7 神頼み

トリフネとは関係ありませんが、航空安全の神様ということなので、自分が担当している別プロジェクトのお願いもしてきました。

写真8 神頼み(2)

願を込めつつ折鶴と紙飛行機を折って、下げてきました。

写真9 なにとぞよろしくお願いします

紙は二枚持ち帰ってきたので、後日チーム長とサブチーム長にも願をこめて一言ずつ書いてもらいました。管制室に祀っておきたいと思います。

写真10 チーム長とサブチーム長の一言

以上、ご報告まで。
※写真はすべて筆者の撮影による。

はやぶさ2# S.N.
2026.05.15