トピックスリュウグウの自転動画

JAXA宇宙科学研究所の科学衛星運用・データ利用ユニット(C-SODA)で公開しています宇宙科学のデータアーカイブ DARTS(Data ARchives and Transmission System)において、光学航法カメラ(ONC)の画像の一部が公開されています。その公開データから動画を作成してみました。

図1は、通常の表示の仕方でリュウグウの北極が上になるようにしたものです。大きな岩塊(ボルダー)であるオトヒメ岩塊が下側に見えます。図2の方は、太陽系の中に地球を描くときに普通、地球の北極を上にして描きますが、それと同じ向きで見た場合のリュウグウです。そのときには、リュウグウの南極が上になり、リュウグウは逆向きに自転(逆行自転)することになります。


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    図1 リュウグウの北極を上にした動画。2018年07月10日、06:05から13:55 (世界時)のONC-Tによる観測のデータを使用。(画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 )

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    図2 リュウグウの南極を上にした動画。リュウグウは逆行自転をしている。2018年07月10日、06:05から13:55 (世界時)のONC-Tによる観測のデータを使用。(画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 )

はやぶさ2プロジェクト
2019.12.28


※ 画像を引用する場合にはクレジットを記載してください。もしクレジットの短縮が必要な場合は「JAXA、東大など」と表記してください。