2回目のタッチダウンリハーサル(TD1-R1-A)にて、最下点に到達して上昇する過程で撮影しました画像を連続的に表示したものを公開します(図1)。探査機が最下点に達したのは2018年10月15日、22:44(日本時間)で、そのときの距離は22.3mでした。
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[別ウィンドウで開く] (mp4, 3.5MB) (アニメーションGIF, 38MB)
この画像には、タッチダウンの最有力候補地点のL08-Bも撮影されています(図2)。図2や図1を見ますと、L08-Bには、確かに大きな岩塊(ボルダー)は存在しないことは分かります。ただし、図2の右上には崖のような大きなボルダーがありますから、要注意です。
今後も、得られた画像を詳しく解析することで、安全で確実なタッチダウンができるよう検討を続けます。
参考
図2の探査機の影の部分を拡大すると次の図のようになります。ソーラーパドルのパネル間のすき間や、探査機本体の形、2つのスタートラッカーがよく分かります。
はやぶさ2プロジェクト
2018.10.26
※ 画像を引用する場合にはクレジットを記載してください。もしクレジットの短縮が必要な場合は「JAXA、東大など」と表記してください。