トピックスタッチダウン1リハーサル1(TD1-R1)
の結果について

最初のタッチダウンに向けて1回目の運用リハーサルを9月10日から行っており、9月11日から探査機はリュウグウに向けて降下をしていました。本日(9月12日)、最低高度に向けて降下をしていましたが、高度約600mで探査機は自律的に降下を中止して上昇に転じました。理由は、リュウグウ表面の反射率が低いことにより、小惑星表面と探査機の間の距離を計測していたレーザ高度計(LIDAR)の計測が出来なかったことに起因すると考えられます。

探査機の状況は正常で、本日、探査機をホームポジション(小惑星中心から約20kmの位置)に戻します。明日以降は、LIDARの設定値の見直し含め、降下手順の修正検討を行う予定です。


はやぶさ2プロジェクト
2018.09.12