トピックスMINERVA-II1の着地点名の訂正について

小型探査ローバMINERVA-II1の着地点名につきまして、2018年12月13日に「トリニトス(Trinitas)」と発表しましたが、「トリトニス(Tritonis)」と訂正いたします。

2018年9月21日に、MINERVA-II1のローバ1Aとローバ1Bが「はやぶさ2」から分離され小惑星リュウグウに着地しました。その着地点を、MINERVA-II1チームではWeb等で調べてミネルバ女神の誕生の地として「トリニトス」と名付けました。しかし、「トリトニス」が正しいのではないかというご指摘を受けて再度確認をしましたところ、「トリトニス」が正しいことが確認されました。

プロジェクトとしてつけていた愛称なので、「ウラシマクレーター」や「オトヒメ岩塊」のようにIAUに諮る必要はありませんが、この着地点名を知っていただいたみなさまに混乱を招くようなことになってしまい申し訳ありませんでした。

以下に改訂された図を掲載します。


  • [別ウィンドウで開く] 図1:リュウグウの地名地図
    トリトニス(Tritonis)とアリスの不思議の国(Alice’s Wonderland)は、それぞれMINERVA-II1とMASCOT着陸地点のニックネームで、IAUに認められた地名ではない。(画像のクレジット:JAXA

  • [別ウィンドウで開く] 図2:リュウグウの地名とその位置
    トリトニス(Tritonis)とアリスの不思議の国(Alice’s Wonderland)は、それぞれMINERVA-II1とMASCOT着陸地点のニックネームで、IAUに認められた地名ではない。(画像のクレジット:JAXA
  • ※ リュウグウの画像はONCチーム(JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)による。

MINERVA-II1チーム、はやぶさ2プロジェクト
2019.02.01