トピックスリュウグウを下見する?(その4)

たまてばこ vol. 13

リュウグウ下見シリーズ第4回は愛知県知多半島の武豊町をご案内します。

知多には竜宮神社と浦島神社があると聞き,これは行かないわけにはいかないとばかりに,ある冬の朝訪れました.

最寄りは名鉄富貴駅.名古屋から名鉄線で45分ほどのところにあります.徒歩10分ほどのところに...
ありました,竜宮神社.

  • 写真1 竜宮神社

とてもこぢんまりしたかわいい神社ですね.


  • 写真2 お社
お社はこんな感じ.この中は,小惑星リュウグウと繋がっているのかな.ここで深々と成功祈願.


少し歩くと,「乙姫橋」がありました.

  • 写真3 乙姫橋

今は埋め立てが進んでいますが,昔はこの辺りは風光明媚な海水浴場だったそうです.賑やかかりし日のお祭りの様子が,橋の欄干に飾ってありました.

  • 写真4 海水浴場のお祭り

このあたりは「負亀(ふき)」という地名だそうで,浦島太郎が助けた亀に負われて竜宮城へ出発した場所なのだそうです.前出の駅名「富貴」はそれが転じたものだとか. 近くには,浦ノ島という地名も残っています.

続いて,浦島神社を訪れました.こちらもじゅうぶん歩ける距離.

  • 写真5 浦島神社

地元の詳しい方によると,正確には「浦島社」と呼ぶのだそうです.浦島社は,「知里府神社」の中にあります.こちらでも柏手で静かにはやぶさ2の成功祈願.

こちらがその知里府神社.

  • 写真6 知里府神社

実はこの神社のどこかに,玉手箱があるのだそうです.とても大切にされている社宝だそうで,中を見た者は地元でもほとんどいないのだそう.リュウグウの星のかけらだったりして.

最後に立ち寄ったのは,真楽寺.ここには,なんと浦島太郎を乗せた亀の墓がありました.

  • 写真7 亀の墓

亀の足は はやぶさ2でいえば4つのイオンエンジン.竜宮城との往復で頑張った亀さんは我々の大先輩です.

ちなみに,武豊は固体ロケット製造であのイトカワ博士ともゆかりのある土地です. 地元では「イトカワ饅頭」が売られ,はやぶさの帰還後には再突入カプセルの展示を行われました.

浦島伝説とイトカワ博士,2つの意味ではやぶさ2と縁のある土地の探訪記でした.


はやぶさ2プロジェクト Y.T.
2018.2.16

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「はやぶさ2」は,人類が訪れたことのない小惑星「リュウグウ」との往復航行をする宇宙船です.どんな冒険が待ち受けているか誰にも分からないけれど,きっと面白い航海になるはずです。どんな旅をするか,楽しみにしていてください。
(プロジェクトマネージャ 津田雄一)