トピックスリュウグウを下見する?(その3)

たまてばこ vol.9

リュウグウ下見シリーズ第3回は四国は香川県の庄内半島をご案内します。庄内半島は四国の瀬戸内海側,瀬戸大橋で有名な坂出市にほど近い三豊市にあります。

最寄りのJR詫間駅を降りると,いきなり太郎が亀を助けています。亀さん,意外と小さいのですね。太郎さん,優しそう。

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駅を出て荘内半島方向へ歩くと,橋の欄干に亀に乗った太郎が。亀さん、大きくなってます。

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荘内半島には浦島太郎の物語の場面ゆかりのスポットが数多くあり,この半島をひと巡りすると物語が完結するようになっているようです。さっそく行ってみましょう。

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今回はレンタルサイクルで半島を反時計回りで巡ってみることに。
するとまず現れたのが太郎三代の墓。
しまった,いきなりお亡くなりになっている。逆回りだったか。


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そして近くには綺麗な亀の像が。亀の見据える先に竜宮城があるのだそうです。


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というわけで,亀の視線の先を見てみました。小さな港の先にはのどかな港の風景が。


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常世亀というのだそうです。


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さらに北に進むと,「どんがめ石」がありました。聞けばここから太郎は助けた亀に連れられて竜宮城へ旅立ったそうです。よく釣れそうな岩場です。のんびり釣りでもしていた太郎に亀が話しかけたのでしょうか。


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そして,おおっ!遂に竜宮城発見!


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と思いきや公衆トイレでした。
この半島の地名は,とても面白いです。丸ごと,浦島伝説なのです。「箱(はこ)」という地名は,玉手箱を開けた場所。「生里(なまり)」は,太郎の生まれた場所なのだそうです。



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バス停の看板も,雰囲気出してます。


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半島の西岸を南下します。すると,見えてきました,「丸亀島」。


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ここには浦島神社があります。そして引き潮のときには島と半島は陸続きになるそうです。私が訪れたときは残念ながら潮が満ちていました。目を凝らすと,対岸に太郎と浦島神社らしき建物が。


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さらにズームイン。


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確かに浦島太郎と亀さんです。
丸亀島の向かいのこの浜は,いじめられている亀を太郎が助けた場所なのだそうです。


現場。


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筆者は少し誤解していました。


太郎は亀を助けてすぐに亀とともに入水したのかと思いきや,そうではないようです。丸亀島は半島の西。どんがめ石は東。助けた地と出発した地は距離的に離れているのです。亀は一度助けられたあと改めて太郎を訪ね,竜宮城へいざなったようです。(この地の浦島伝説に基づけば...の話ですが。)

今回の半島めぐりは自転車(電動アシスト付きでないときついです)で,ゆーっくりめぐって所要4時間ほど。かざらないそのままの自然と史跡(?)が素敵な土地でした。


そして何より,瀬戸内海に溶け込む美しい風景に魅了された小旅行でした。はやぶさ2の行く小惑星Ryuguにも,息をのむ風景が待っているのでしょうか。


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いい運動の後はご当地のおいしいもので腹ごしらえ。とてもおいしかった「たこ判」。


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※写真はすべて筆者の撮影による


はやぶさ2プロジェクト Y.T.
2016.10.28

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「はやぶさ2」は,人類が訪れたことのない小惑星「リュウグウ」との往復航行をする宇宙船です.どんな冒険が待ち受けているか誰にも分からないけれど,きっと面白い航海になるはずです。どんな旅をするか,楽しみにしていてください。
(プロジェクトマネージャ 津田雄一)